板金塗装の作業手順

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 作業手順  

板金塗装の入庫から完成までの流れをご紹介します。


 入庫時


損傷箇所、損傷具合をよく観察し、お客様に作業方法、使用部品などの説明をして、修理金額のお見積をします。

お見積金額、お預かり日数等、お客様にご納得いただいた上、お車をお預かりします。



 板金工程


まず最初に、損傷箇所の粗出しをします。

粗出しの後、塗装を剥がしてワッシャーを溶着し、低いところを引っぱりながら、高いところをハンマーでコンコンとたたいて平らにしていきます。


板金にて鉄板の形がある程度出来たらパテの工程に入ります。

板金パテを塗布して乾燥させた後、サンダーにて粗研ぎします。
最終的には手で研いで仕上げます。

板金パテの次にポリパテ(場合によっては間に中間パテを使用)を塗布し、板金パテと同じようにサンダーで粗出しして、手で研いで仕上げていきます。

板金パテ → (中間パテ) → ポリパテ という具合に段々とパテの目を細かくしていきます。

同様にサンダーや手による研ぎで使用するサンドペーパー(紙ヤスリ)の目も細かくしていきます。
#80 → #120 → #180 → #240 →#320 

パテ作業が終了すると塗装の工程へ移ります。



 塗装工程


板金工程での修理箇所の具合をよく観察してから、プラサフ(サフェーサー)を塗装します。

プラサフはサンドペーパーの研ぎによるキズなどを埋めて表面を平滑にする目的と、サビを防止し、上塗り塗装のノリを良くするために塗装します。



サフェーサーを乾燥させている間に調色(色合わせともいい、色を作ること)をします。

1台1台、現車合わせをして、テストピースに塗りっては調合、塗っては調合と現車に色を合わせていきます。

耳かき一杯程度のサジ加減で変わってしまうために、慎重に作業します。
豊富な経験がないと調色は出来ません。


プラサフを赤外線ヒーター等で良く乾燥させたら、サンドペーパーにて水研ぎをします。

サンドペーパーによる水研ぎが終了したら、専用のコンパウンドと不織布研磨剤(スコッチ)を使い、塗装するパネル全体を研ぎ(足付け)ます。


水気を良く乾燥させマスキング(養生)作業します。


塗装箇所をシリコンオフにて脱脂して、静電気防止用エアガンと専用クロスを使ってゴミやホコリを取り除きます。

サフェーサー塗装箇所を中心にカラーベース(ボディの色)を塗装します。

塗りムラが出ないように慎重に作業します。

カラーベースを塗り終え、規定時間乾燥させた後にクリヤーを塗装します。

塗装がタレない様に注意しながら、ツヤが出るようにしっかりと塗り込みます。


少し時間をおいてから赤外線ヒーターにて乾燥させます。


乾燥が終わるとポリッシャーによるみがき作業です。

塗装中に付いてしまうゴミやホコリを取り除くと同時に、荒目のコンパウンドから細目、極細目、と段々とコンパウンドの目を細かくして、塗装面の肌やツヤをしっかりとしたものに仕上げていきます。

この作業で塗装の工程は終了です。



 完成 お引渡し


取り外し部品の組み付けをして、作業箇所を良く点検します。
必要であればテスター類を使い、点検・調整をします。

問題が無ければキレイに洗車をして仕上げます。

お客様のもとへお車をお引渡しします。




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