板金塗装修理例
ドアのキズ修理

キレイなピンクのワゴンRです
あーっ、 こんなところにキズが・・・
ガーン (-_-;) !!!

いわゆる10円パンチってやつですね
大丈夫です
当店におまかせください
早く、安く、キレイに修理いたします
と いう訳で
今回は このキズの修理工程をご紹介させていただきます
早速、修理に取り掛かりたいと思います
今回は ヘコミ は無いので板金作業は必要ありません
板金作業・・・凹んだ鉄板をハンマーやパテを使って平らに戻す工程のこと
しかし、キズの上からそのまま塗装することも出来ません
しっかりと下地を作る事から始めます
まず、キズとその周辺の塗装を サンダー を使って
キズが無くなるまで削ってしまいます

↓

キズの段差が無くなればサンディング終了です。
プラサフを塗装するためのマスキング

塗装箇所以外は新聞紙とボディカバーを使って完璧に被せます
スプレーガンを使ってプラサフ(下塗り)を塗装します


プラサフ塗装終了
マスキングをはがしてボディ色を作成します。

カラーコードは スズキ ZK1
色見本の裏側にはその塗色の配合データが記入されています。

この色の場合、8色を組み合わせて作ります

メタリック系 2色
赤色系 2色
黄土色 1色
白色系 2色
黒色 1色
スカシ調整剤 1色

軽量器を使って 0.1グラム単位 で正確に配合します

計量調色完了
このまま塗装できなくはありませんが、
通常、このままでは実車の色味と多少ズレがあるため
実車に色味を合わせます・・・・微調色といいます。

作成した色をテストピースにスプレーガンで塗装し色味を確認
ズレがあれば少しづつ補色していきます
微調色は経験が必要な大変難しい作業です

微調色完了

これだけ見ても微調色前との違いが分からない・・・
調色が終わったので先ほど塗装した
プラサフを強制乾燥させてしまいます

この赤外線ヒーターが高性能で自然乾燥に
1日かかるものを30分で乾燥させてしまいます。

プロ仕様速乾ヒーター プロノウェ〜ブ
ダジャレたネーミングです
プラサフの乾燥が終了したら
耐水ペーパーで水研ぎします

ゴシゴシゴシ・・・

一見、簡単そうに見えますが
この工程の出来具合で塗装の仕上りが違ってきます
耐水ペーパーによる水研ぎが終了しました

今度は塗装するパネル全体を
不織布研磨材(左) と 足付け用コンパウンド(右)
を使って細かなキズを付けていきます


ゴーシ ゴシ ゴシ ゴシ ゴシ ・・・・・・
あまり張り切りすぎると疲れてしまうので

ゴシ ゴシ ゴシ ゴシ ・・・
コレくらいで・・・

この工程を 足付け といいます
足付け は塗装の密着を良くするために行います
足付けが終わったら水道水でキレイに洗い流し、
ヒーター等で水分を良く乾燥させます
塗装下地完成!

ココからようやく 塗装(上塗り) のための工程に入ります
まずは塗装する範囲以外に塗装が付着してしまうのを
防止する為にマスキング(養生)作業を行います

ここで質問です!
あれ?何か変だぞ! と気が付いた方、
手を上げてください!?
そうです、最初に修理するキズが付いていたのは
運転席のドアのみでしたよね
しかし、ドアの前後のフロントフェンダー と リヤドア
も塗装するような準備になっています
なぜでしょう?
答は 『修理した部分とそうでない部分、
今回の場合はドアとその隣り合うパネルで
色味の違う感じ(要するに色違い)になってしまう事を
防止する為』 なのです
ここで文章でご説明するにも限界がありますので
詳しく知りたい方はご来店下さい
私が詳しくご説明させて頂きます
くだらない?ことはこれくらいにして
さっさと塗装に入りたいと思います
最初に色(カラーベース)を塗装します

修理したプラサフ部分を中心に
メタリックが ムラ にならないように
薄く丁寧に何度も塗りこんでいきます
カラーベースの塗装終了

まだクリヤーを塗装していないので
このままでは ツヤ がありません
お次はクリヤー塗装に入ります

クリヤーは3回に分けて塗りこんでいきます
塗り込みが足りないと ツヤが無い、
塗りすぎると 塗装がたれてしまう
非常に神経を使う 難しい作業です
クリヤー塗装終了!

クリヤーはヒーターでも強制乾燥出来ますが、
通常、当店では一晩おいて自然乾燥させます
そして 翌日
しっかりと乾燥しています
今日は昨日塗装したワゴンRの磨き仕上げ作業です

塗装中に付着してしまったゴミ、
ブツを取り除くとともに
塗装表面の塗り肌を整えます

電動ポリッシャー と
2種類のバフパット と
3種類のコンパウンドを
使ってピカピカになるまで磨きあげます
この電動ポリッシャーが結構くせ者で
非常にしんどい作業なのですが、最後の仕上げですので
なんとか がんばってやっております
最後の磨き作業が終われば、車をキレイに洗車して
全作業工程が終了いたします

工場の外に出して修理箇所の確認をします

バッチリ 仕上がっています
\(^o^)/
昨日の午前中から作業開始、本日午後完成
作業日数 約2日間
気になる費用は
32,550円(税込み)でした
ちなみに この車のお客様が新車で購入した
ディーラーで見積もりしたところ、
当店の倍くらいだったそうです・・・・
注意
同じようなキズ・ヘコミ修理でも
キズの大きさや塗装の種類などにより
修理代金が一致するとは限りません
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